灰汁抜き帳

ふと考えたことを書きます

「ファンなら〜」の圧力が怖い

あいも変わらずオタクをやっている。


私がハマっているのは原作がゲーム、そこからアニメやソーシャルゲームなどに派生しているタイプのジャンルである。

メディアミックス展開している作品には有りがちだが、自ジャンルでは媒体によってキャラクターの設定等が少しずつ違うものになっている。

キャラデザがまず少し変わるし、ゲームにはないアニメ独自の設定と、逆にアニメには反映されてないゲームの設定が混在していて、

ファンの中でも「ゲーム軸」「アニメ軸」「両方」と立ち位置が変わる。


さて本題に入ろう。私は、

「本当のファンなら全てを受け入れられるはず!」

という理論が受け入れられない。


え、良くない?全部受け入れるのが無理な人もいるでしょ……。

推しが突然髪を切ったら、長髪萌えのファンは萎えるかもしれないし。

推しに彼女が出来たら、ガチ恋勢のファンは受け入れられないかもしれない。

でも、それを無視してそれまでの推しを愛でるのは勝手じゃないか……?ダメなの?


公式は公式。否定する気は無いけれど、受け入れられない時は距離をとっても良いんじゃないでしょうか。

距離を取った結果、今私はジャンルの対象から外れてしまって展開が受け入れられないんだなって気付くこともあるし。

公式の展開に文句を言うのは確かにジャンル者として不快になる人もいるでしょう。

ジャンルなんて思い通りになるわけないんですから。だから、意に反したところに文句言うんじゃなくてなんとなーくスルーするくらいは許して下さい。


と思って暮らしているんだけど、いるんですよね、「ファンなら全てを受け入れなくては」の呪いにかかってる人。

ジャンルの対象からもう自分が外れてて、でもまだ好きで、現ジャンルの展開が受け入れられない自分が嫌になっちゃう人。

もう少し肩の力を抜いても良いのになぁ、と思うんですけど、逆に私みたいなのは「適当にファンやりやがって」と思われてるんですかね。